ジロウです。
皆さんは美術に興味があったり、週末に美術館へ行き芸術鑑賞をしますか?
私も1年前から時間がある時や面白そうな展覧会がある時は美術館に通う様になりました。
それは芸術鑑賞を通して営業の仕事に良い効果や影響が期待できると思ったからです。
芸術と営業は全くの別物と思われていますが、皆さんの仕事術に少しでも取り入れて、良いものになればと思います。
・新しいことを始めてみたい
芸術鑑賞に興味を持った理由
私はもともと絵が下手くそなこともあり、芸術に対して苦手意識を持っていました。
また、美術館を訪れてもこの絵が何を表しているのか解説を読んでも分からず、すごく退屈に感じていました。
そんなある日、ある本のタイトルが目に入り面白そうだと思い、買って読んでみることにしました。
美術鑑賞に論理はあるのか?感性だけの世界では無いのか?と思いました。
私は芸術鑑賞というの全く理解していないというのをこの本を読んで気づきました。
今回の記事は、この本の内容と芸術鑑賞と営業の強い結び付きを紹介します。
芸術鑑賞を通じて得られる3つの力
観察力
作品を見る力、対象から得る情報を増やす。
この絵は何を書いていて、どんな色を使っているのか、書かれた時代などを読み解くときの観察力です。
自分が営業マンだとした場合、お客さんがどんな人なのかを知る・観察することは重要です。
性別は?歳はいくつくらい?独身か既婚?などの情報を元に、購入する可能性があるのか?商品のターゲットとマッチしているのか?を判断します。
想像力
作品の背後にある流れを読み解くことで想像力を駆使する。
作者はなぜこの絵を描いたのか?この時代の絵はなぜヨーロッパが多いのか?など作品や作者が影響を受けた時代背景やエピソードを想像する力です。
お客さんが商品を購入した場合、なぜ商品が売れたのか?価格か機能性か接客サービスなのかを読み解きます。
売れたから終わりではなく、結果に至った理由や背景をしっかりと把握することは重要です。
論理力
表現しようとすることを「わかりやすく伝える力」
気に入った作品を他人へ伝える時、どこが良かったか、なぜ気に入ったのかなど1と2で得た情報をわかりやすく伝える力です。
1と2は主にインプットを鍛える力ですが、それだけでは不十分です。
それらを上手に言語化し、お客さんや社内に向けて上手に伝えることでアウトプットを鍛えることができます。
最後に
作品によって作者のクセや人生、時代背景も異なっているため、作品一つ一つを読み解くことで、それらが少しづつ自分の力となっていきます。
仕事は正解が無く、常に悩みや葛藤との戦いですが、芸術鑑賞で培った力は必ず役立っていきます。
小手先の営業手法ではなく、自らの幅を広げる意味でも美術鑑賞を始めてみませんか?